HOMEみんなの勉強会セミナー第5回:車いすを快適に利用するために大切なこと

セミナー第5回:車いすを快適に利用するために大切なこと

毎日もしくは週に何日か利用する車いすは、移動手段であり、生活する手段でもあり、さらに利用者・介助者の身体的心情的補助となり、ゆとりを生み出す存在です。
その大切な車いすをもっと快適にするためには、一体どんなことに気をつければ良いのでしょうか?
第5回ではどうすれば車いすで過ごす時間をもっと快適にできるかについてお話します。

高齢者に多く見られる身体的症状

図

着座状態のときには骨盤の安定がポイント

図

やわらかなエクスジェルがやさしく身体を支える

身体を支えてもらうのに心地よくて、楽と感じるのは人の手ではないでしょうか。支えられる方の体格や動きに合わせて、適度な弾力と皮膚の動きによって、圧迫感や局所的な当たりを均一化してくれるので、とても心地よく感じられます。しかしながら、人が常に車いす利用者の支えになることは不可能です。そこで、その役割を担うために、当社では「エクスジェル」という素材を開発しました。
図

図

エクスジェルが、身体にかかるせん断方向の力「ずれ力」にも対応

さらにエクスジェルの流動性により身体にかかるずれる力も和らげてくれます。下図は、背もたれに寄りかかり骨盤が倒れた時にお尻が前に移動しようとする距離とお尻にかかる負担を表しています。
表

そして車いすが利用者の症状に合った快適なものに

イラスト車いすと身体の間のどこにどのような力が発生しているのか、その力が利用者に負担を強いていることを認識し、適切なクッションを選定することで、着座環境を整えていくことが大切です。
当社がお薦めしている車いす用クッション「アウルREHA」と「バッククッション」は、身体を支えるべきところや突出しやすい骨部分にエクスジェルを配置し、身体のラインにフィットしやすいように設計した製品です。
私達メーカーは、利用者が感じる不具合を熟慮して開発したクッションが利用者のところで充分に力を発揮できるよう、継続してより良い製品開発に取り組んでいきます。

高齢者に多く見られる身体的症状

高齢者の方の座り姿勢で多く見られるのは、骨盤の後傾による「前ずれ」という現象です。

着座状態のときには骨盤の安定がポイント

肝心な骨盤の支持ポイントを支えずに上肢の両側だけを固定しようとすると、座る姿勢に負担がかかります。

肝心な骨盤の支持ポイントを支えないと、上肢はとても不安定になりやすく、座る姿勢に負担がかかります。

腰パッドで骨盤の支持ポイントを、脇パッドで上半身を支えることで、自然な姿勢で体を安定させます。

支えるポイントは4つ! まず重要なのが ①骨盤両サイド 次に ②骨盤のうしろ そして ③坐骨部と尾骨、仙骨含めた座面
さらに上体が不安定な方は ④上半身の両サイド を支えることが大切です。
前ずれは姿勢が崩れていくだけでなく、お尻のお肉や皮膚がつっぱる感覚を覚えるでしょう。それを「ずれ力」と言います。
支える4つのポイントに加え、「ずれ力」に対応できるエクスジェルの特長を次にご説明しましょう。

やわらかなエクスジェルがやさしく身体を支える

身体を支えてもらうのに心地よくて、楽と感じるのは人の手ではないでしょうか。支えられる方の体格や動きに合わせて、適度な弾力と皮膚の動きによって、圧迫感や局所的な当たりを均一化してくれるので、とても心地よく感じられます。しかしながら、人が常に車いす利用者の支えになることは不可能です。そこで、その役割を担うために、当社では「エクスジェル」という素材を開発しました。

エクスジェルには、次のような働きがあります。
・優れた柔軟性と変形してもゆっくりと元に戻る回復性
・人の動きに連動して、動いてくれる優れた追随性
・薄くても、底つきしにくい優れた衝撃吸収性
これらの特性により、身体との接触面にできるだけ負担をかけないよう配慮した機能を発揮します。

下の図はウレタンフォームクッション(厚み約40mm)とエクスジェルクッション(厚み約35mm)にそれぞれ10分間座った場合の圧力の比較です。

【ウレタンフォームの場合】
空気層でクッション性を出しているため、かなり厚みがないと着座後徐々に空気層が潰れ、硬くなりがちで、特定の場所で圧力が高くなっていきます。

【エクスジェルクッションの場合】
柔軟性とゆっくりと元に戻る回復性により、圧力の経時変化が少ないのが特長です。

エクスジェルが、身体にかかるせん断方向の力「ずれ力」にも対応

さらにエクスジェルの流動性により身体にかかるずれる力も和らげてくれます。下図は、背もたれに寄りかかり骨盤が倒れた時にお尻が前に移動しようとする距離とお尻にかかる負担を表しています。

お尻がずれる力(引っ張る力)の差を表したグラフですが、エクスジェルがずれる力を吸収しているので、お尻への負担が小さいことが分かります。

そして車いすが利用者の症状に合った快適なものに


トップに戻る